MRONJ/BRONJ対策 -予防・診断から治療まで-

MRONJ 薬剤関連顎骨壊死  BRONJ ビスホスホネート薬関連顎骨壊死

開催概要

  • 日 時:平成29年7月13日(木)午後7時30分~
  • 場 所:八南歯科医師会館 2階ホール
  • 講 師:柴原 孝彦 先生
  •     東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座教授

柴原 孝彦 先生

【略歴】

  • 昭和54年 3月 東京歯科大学卒業
  • 平成 元年 8月 東京歯科大学口腔外科学第一講座 講師
  • 平成 5年 6月 ドイツハノーバー医科大学に留学
  • 平成16年 8月 東京歯科大学口腔外科学第一講座 主任教授
  • 平成17年 4月 東京歯科大学口腔外科学講座 主任教授
  • 平成22年 6月 東京歯科大学千葉病院 副院長

【抄録】

骨粗鬆症やがん骨転移による骨折を予防する薬(BP剤)で顎骨壊死することが、2003年に報告されました。以来、患者報告は急増し、現在に至るまで2回のポジションペーパーを刊行したにも関わらず増加の一途を辿っています。対象となる薬剤にはビスホスホネート(ビスホスホネート薬関連顎骨壊死BRONJ)、抗ランクル抗体や血管新生阻害薬など(薬剤関連顎骨壊死MRONJ)が挙げられ、副作用や細菌感染が原因と考えられています。さらに医科歯科連携の不首尾、不適切な歯科処置などがMRONJ/BRONJ発生に一層拍車を掛けている実態が示されました。

新たな打開策として、昨年9月に医科歯科6学会によるポジションペーパー2016が刊行され、「医科歯科連携の強化」と「適切な歯科治療」をメインテーマに据えています。さらに診断と治療そして予防についても詳細に記載されています。

今回の講演では、今までとの変更点を指摘するとともに、即臨床に役立つ内容をお示しいたします

昨今関心の高まっているMRONJ/BRONJを気軽に学べる講演会です。

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